2024年10月2日、株式会社クラフトンは、日本のゲーム開発会社ポケットペア(Pocketpair, Inc.)との間で『Palworld』の知的財産(IP)に関するライセンス契約を締結しました。この契約により、クラフトンは『Palworld』のIPをモバイルプラットフォームに拡張し、モバイル環境に最適化された形でゲームを再解釈して提供する計画です。開発は、クラフトン傘下の『PUBG STUDIOS』が担当します。
『Palworld』は、2024年1月19日にSteamやXboxの早期アクセスでリリースされたモンスター育成オープンワールドサバイバルクラフトゲームです。9月25日にはPlayStation 5(PS5)向けにもグローバルにリリースされました。プレイヤーは100種を超える「Pal」と呼ばれる不思議な生物を収集し、戦闘や建築、農業、工場での作業などに活用できます。
リリース1ヶ月でSteamでは累計1,500万本の販売を達成し、Xboxでは1,000万ユーザーを獲得。また、Steamの同時接続者数では歴代3位となる約210万人を記録するなど、世界的な成功を収めました。
今回のモバイル展開によって、さらなるユーザー層の拡大が期待されており、原作の要素をどのようにモバイル環境に最適化するかが注目されます。『PUBG』を手がけたスタジオが開発を担当するため、モバイル版でも高品質なゲーム体験が期待できるでしょう。